
設立15年。BIRDMANは、「広告をデザインする会社」から「価値をデザインする会社」へ。
2019年10月で、設立15周年。BIRDMANは、大きな決断をすることになりました。 この15年間、僕らは「広告」を制作し続け、その中でいくつもターニングポイントを経験してきました。グ...
READ MOREしかしそんな僕がこの度BIRDMANのNew York支社を立ち上げました。
なぜこのタイミングでNYにオープンすることになったのか。
それは新たなチャレンジとしてBIRDMANが世界のクリエイティブトレンドの中心と言われるニューヨークで通用するのかを試してみたかったというのと海外にチャレンジするならクリエイティブの一番高い山に登りたい、と思ったから
…というのは全部ウソで
NYオフィスをオープンした理由…というよりは、ぶっちゃけ勢いで立ち上げた!という感じです。
BIRDMAN NYって響きがかっこいい・・・。憧れる。NYがあったら日本はTokyoになるんだよね!とか。まあ、そんな感じで始めました。とはいえ、もちろんそれだけじゃない。今回NYを立ち上げた大きな目的としては、東京のスタッフがNew Yorkに行ける環境を作ること。希望するスタッフがNYに行き、刺激を受けて戻ってくるという環境です。
現在我々と同じ業界でもそれぞれシンガポール、ベトナムや上海などに展開されている会社もあるのですが、正直僕はそういった営業的な広がりとかにはあまり興味がないので、ビジネス的な事は全く考えずNYという地で投資と考えて始めてみようかと思ってます。始めの1、2年は仕事にならないかも知れないですね。しばらくは東京の仕事をNYで回していく形かな、と思ってます。それでもNYという環境が与える影響は大きいんじゃないかと。そして何か一つのことをみんなで目指したい/達成したい!と思ったというのも今回の立ち上げの大きな理由の一つです。
今回BIRDMANがやろうとしている事をまとめると、
・NYにオフィスをオープンする
・東京から常にスタッフを3ヶ月に1度派遣してNYで作業をしてもらう
・東京のスタッフがNYに来た時に宿泊できるアパートも用意する
です。正直これをやってどういう影響があるのかは全然分からないのですが、まあ、とりあえずやってみようと思います。
で、これらを実行に移すべく、今回にNY行ってきました。そもそもNYに行ったことも無いのにNYで会社を立ち上げるのも気が引けるな、ということで1週間という時間をとって行ってきました。NY訪問の目的は大きく分けると3つ。
・NYという街の雰囲気を感じること
・オフィススペースとスタッフがステイ出来る場所の候補地を探すこと、
・NYのエージェンシーやデジタルエージェンシーへの訪問
です。どちらかというと視察です。特にNY滞在レポートなどは書くつもりはないので書きませんが、今回の1週間の滞在で実は自分の気持ちが大きく変わりました。
まず、オフィススペースを探しに行きました。
しかし、、、NYヤバイ。家賃が超高い。正直、東京ってめっちゃ安いのね。。。で、行ったところがWeWorkというシェアオフィス。ここは10件くらい回ったのですがめちゃくちゃ良い。WeWorkは世界中にあるのですが、単なるスペースがあるだけでは無く、世界中のWeWorkが連携されていてメンバーになればどこでも使える。さらにメンバー専用のアプリがあり、膨大なメンバーのコミュニティが出来ていてそれらを活用することが色んな人にコネクションができます。例えば、ちょっと会計士が必要なんだけど誰かいませんか?というと何階にいるから何時に共有スペースで会いましょう、とか、今日デザイナーに手伝って欲しいんだけど誰かいませんか?というと同じビルのデザイナーに会えたり。世界中や近くのエリア、自分がいるビルなどでフィルタリングして必要な人にあることもできます。いや、マジで良いシステムです。さらに各階にビールサーバーがあり、飲み放題です。とはいえ、、、やはりここはNY。写真右下の4畳くらいのスペースで月30万です…。でそうこう回っているうちにめっちゃいい物件とかあって、なんかすごくエキサイトしてきて、ここで働きたい!って気持ちがスゴイ高まってきました(まあ僕が来るわけでは無いんですが・・・)。
そしてオフィス訪問。今回友人のコネクションでいくつかのエージェンシーなどを回り、BIRDMANの紹介をさせてもらいました。紹介していただいた方々には本当に感謝です。
・PARTY NY / Firstborn / Facebook / Droga5 / Inamoto & Co
の5箇所です。
Facebook NYに関してはBirdmanの紹介というよりもFacebook NYのオフィスを案内していただいたという純粋なオフィス訪問です。しかしFacebookオフィスは凄まじかった・・・。PARTY NYでは川村真司さん、清水カンタさんらにNYの事情などを色々教わりました。Firstborn、Droga5、Inamoto & Coに関しては僕らが何者であるのか、何しにNYに来るのか、などをクレデンさせてもらいました。挨拶させていただいた方々は本当にみんなナイスガイで、さらにここに話に行ったら良いよ、とか紹介までしてもらったり!紹介していただいたみなさん含め、、、本当に感謝です。。。色々決まったこともあるのでまた後日お知らせしますね。で、これもまた色々回っているうちに、ヤバイ、、、ここで、NYで頑張ってみたい!という気持ちが高まるとともにかなりテンションが上ってきました。
実は今回のNYの訪問は軽く視察のつもりだったのですが、オフィスの場所が決まったり、アパートをレンタル契約したりなど、相当なスピード感で前進しました。もうやるしか無い、という形で自分を追い込みましたw。
さて、具体的な話なのですが、BIRDMAN NYには弊社から2名常駐する予定で、今回はこの2名も同行しました。
1人は昨年弊社に入社した稲田茜。彼女はPMとして入社したのですが、NYで育ったという背景があり、Birdmanに入社する前はFashion関係でアートディレクターをしていました。彼女の入社以降、今まで無視していたグローバル案件などもこなすようになり、2016年だけでかなりのグローバル案件が増えました。コミュニケーションが非常に上手で人に入り込むスキルに長けている彼女にNY常駐を任せることにしました。※彼女のインスタは相当ヤバイです。
もう1人は日系ブラジル人のガブリエル。彼は元々3年前までBirdmanでデザイナーとして働いていたのですが、アーティストの学校に行きたい、ということで惜しまれながらBirdmanをやめてLAで2年間アートの学校に通っていました。卒業のタイミングでブラジルに戻る前に日本のBirdmanに寄った際、このNYの話をしてアートディレクターとして返り咲いてもらうことになりました。彼はデザイン、ムービー、アニメーション、イラストなど幅広いスキルを持ったアートディレクターです。彼らにまずは2年間、NYを任せることにしました。
基本的には茜とガブの2名が常駐、1〜2名の希望者がBirdmanからNYに3ヶ月単位で入れ替わりながら働く形で、Birdman NYはまずは3〜4名からスタートということになります。稼働は今年の12月か2017年の年始からの予定ですが、Visaの問題がありましてそれ次第ってことになります。東京からNYに行くスタッフの滞在先はBirdmanで契約したアパートに住む形です。NYは家賃がヤバイくらい高いため、ガブとBirdmanで宿泊先をシェアすることになっています。しかし、2ベッド、2バスルームという超いい物件を見つけたのでプライバシーもバッチリです。
はじめは東京とNYを行き来できる環境を作る、というだけで始めたのですが、いつの間に「NYでBIRDMANを有名にしたい!」という気持ちがとても強くなってます。彼ら2人も自信があるようだし、茜とガブであれば2年間の間に成果を上げることが出来るだろうと思ってます。
今回のチャレンジはBirdmanを立ち上げた以来のドキドキ感で、やっぱりチャレンジするって楽しいなーと。とにかく進化あるのみ。進化し続けて行かなかったら会社は死にます。これから何が起きるかわからないけど、失うものはおそらく時間と労力とお金くらい?だから全然オッケー。さらなる高みを目指してとにかく一番高い山を登ってみようと思います!応援よろしくお願いします!
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