Roy

    デジタル広告業界が世界規模で転換期を迎えています

    【長文注意!】
    ここ1年でデジタル広告業界がすごい転換期を迎えているのを肌で感じてる。これは世界規模で。

    ここ半年〜1年でWebの仕事は全体の10〜20%に減った。しかし、実はこれは分かっていたことではある。
    Web広告の今後はよりAIとターゲティングデータを活かした形になっていく。つまり同じサイトに行っても、自分が見ているサイトと他の人が見ているサイトは全く違うものになっているというもの。例えば車のサイトを見に行ったら、自分の場合は子供とキャンプに行っているメインビジュアルになっていて、タグラインやコピーも自分用に生成されているという感じに。ターゲティングデータとAIを組み合わせてWebサイトを生成するので、素材を放り込んで置くだけで生成されていくウェブサイト。そこに僕らは入れる余地がない、、というかそこにはもはやバードマンとしてクリエイティブをする魅力は感じない。そこには今までのようなリッチな表現や無駄な情報は必要ない。というか、Webサイトっていうのは本来そうあるべき。だって広告をピンポイントでその人用にカスタマイズできるのがそれが一番効率が良いわけだから。それが出来ちゃうわけだし。ちなみにフィルムや写真でのクリエイティブは安定的に残る。
    こういう流れが来るのはもちろん分かっていた。のだが、、、早すぎる・・・。あと2年くらいはFWAを獲れるようなものとか作っていけるのかなー、と思ってた。でもウェブサイトで体験をさせる時代は完全に終わったっぽい。気持ちいいFLASH作ってた時代が懐かしい。
    今後Webサイトで残っていくのは、ブランディング、コーポレート、サービス、E-コマースなどのサイトとか。あまり魅力を感じないかな。。

    今までBIRDMANは常に市場に合わせて変わってきたんだけど、今回その変わる感じが目に見えて分かる。依頼される仕事の内容が1年前と全く違う。2年前はWebの仕事が60~70%を締めていたのだが、今はリアルな現場でのユーザーエクスペリエンスの開発や、企業の中に入り、その企業が持つテクノロジーなどをストーリーテリングで一般にわかりやすく伝えたり、新しいサービスやプロダクトの開発、そしてコンサルティングなどの仕事がほとんどになってきた。もちろんデジタルの会社なのでテクノロジーを使ってソリューションを導きだして行くんだけど、アナログのUXもすんごく大事というのをすごい実感する。

    やべえ、、、めっちゃ長くなった。今年オープンしたSixpad Stationをはじめ、ショーパブやイベントなどの実績、今進行中の大プロジェクトなどを引っさげ、今後BIRDMANはユーザーエクスペリエンスとストーリーテリングを得意とするデジタルデザインスタジオとして実績を作っていこうかなー、と思っております。つってもユーザーエクスペリエンスってめっちゃ幅広いんだけどね。笑 これからも今まで無いようにクレイジーなモノを作っていければと思ってます。で、そんなのを一緒に作っていきたい!というクリエイティブディレクター、ディレクター、ディベロッパー、募集してますのでお待ちしてます!
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