今年、人生で初めてカンヌに行かせてもらい貴重な経験が出来たので、
そのご報告と、感じたことや気になった作品を紹介したいと思います。
まずはiPhoneでちょこちょこと撮影していたので動画にて全体の雰囲気を。
(iPhone6の手ぶれ補正すばらしいですね)
そこからバスで約1時間。カンヌ到着。いい天気!気持ちいい気候。
別荘の持ち主は船も所有しているようで、海岸にはずらっと並んでいます。
そうそう、10人くらいで大きな家を借りて泊まっていたのですが、
なんと、築地さんと僕、meet & meetの小川さん、山口さんの
4人が空港でロストバゲージ。。(なんとか無事に戻ってきました)
こちらは会場付近。とおくに止まっている船、めちゃでデカい・・
(写真でみるよりでかいです)
毎日この冊子が発行されて、そこにショートリストがずらっと掲載されます。
会場の地下にはPCとタブレットが100台くらい設置されていて
そこでカンヌにエントリーされている作品がすべて閲覧出来ます。
空いている時間はほとんどここで、作品をひたすら見ていました。
見ていて「あっ」って思う作品は本当にアイデアが新鮮で、
後日の受賞式でもやっぱりそういうものが受賞していました。
既視感があるものはスルーしちゃいますね。
もっともっと新しいものを目指さねば!と思いました。
会場にはいくつかのホールがあって、
毎日びっしりとセミナーが開かれています。
人気のセミナーには行列がものすごいです。
こんな感じで、エージェンシーやプロダクションなどなど
様々なセミナーが開かれています。
(全部英語。。汗)
セミナー後、名刺を渡すとデモ機体験が抽選で当たる
とのことでみんなで名刺を渡したところ
築地さんとENJINの石川さんが当選!
後日呼ばれてデモ機を体験してました。
海の幸が豊富!と、
生のムール貝を食べたらおなかが激痛に。。
1日寝たら治りました。。
一番大きなホールでは毎日夕方くらいから、
部門ごとの受賞作品発表&授賞式が行われます。
また並びます。
ブロンズとシルバーの発表は、
本当に一瞬モニターに文字が出るだけ。笑
ゴールドとグランプリは作品が上映されます。
やはりソーシャルグッドは多かった。
こちらは、銃の危険性を伝えるための“THE GUN SHOP”
実はショーケースに並べてあるのは犯罪に使われた銃だったというオチ
こちらは、アルゼンチンでは塩分をとりすぎるという課題に対して
“THE SALT YOU CAN SEE”
塩に色をつけるだけという究極にシンプルなアイデアでゴールド。
日本の作品で一番会場が盛り上がっていたのは
3-SECOND COOKING “SHRIMP FRYING CANNON”
3秒クッキング。めちゃウケてました。
Film部門のグランプリは“UNSKIPPABLE”
犬のやつは秀逸です!面白い。
インサイトとしては広告ってウザいよねってことですね。
“FENCING VISUALIZED”や“FUTURE TICKET”などで受賞の菅野さん、藍さん
カンヌでの10日間はこんな感じでした。毎日、セミナーにいって、地下でエントリー作品をひたすら見て夕方から授賞の発表があって、夜はご飯やお酒を飲みながらいろいろな会社のパーティーに行ったり、審査員の人たちの話を聞いたりと刺激的な毎日でした。
次はカンヌで感じたことや作品紹介です。
レポート2/2へつづく。