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    カンヌ2015 長井レポート1/2

    バードマン長井です。
    今年、人生で初めてカンヌに行かせてもらい貴重な経験が出来たので、
    そのご報告と、感じたことや気になった作品を紹介したいと思います。
    まずはiPhoneでちょこちょこと撮影していたので動画にて全体の雰囲気を。
    (iPhone6の手ぶれ補正すばらしいですね)


    まずは飛行機でコート・ダジュール空港に到着。


    そこからバスで約1時間。カンヌ到着。いい天気!気持ちいい気候。


    別荘の持ち主は船も所有しているようで、海岸にはずらっと並んでいます。


    そうそう、10人くらいで大きな家を借りて泊まっていたのですが、
    なんと、築地さんと僕、meet & meetの小川さん、山口さんの
    4人が空港でロストバゲージ。。(なんとか無事に戻ってきました)

     
    家の中に部屋がたくさんあって、あまりの大きさにびっくり。


    ベランダからは、地中海が望めます。


    こちらは会場付近。とおくに止まっている船、めちゃでデカい・・
    (写真でみるよりでかいです)


    ビラ配りもセグウェイ的な感じです。


    入り口は毎回ハンドチェック。


    毎日この冊子が発行されて、そこにショートリストがずらっと掲載されます。


    会場の地下にはPCとタブレットが100台くらい設置されていて
    そこでカンヌにエントリーされている作品がすべて閲覧出来ます。
    空いている時間はほとんどここで、作品をひたすら見ていました。


    見ていて「あっ」って思う作品は本当にアイデアが新鮮で、
    後日の受賞式でもやっぱりそういうものが受賞していました。
    既視感があるものはスルーしちゃいますね。
    もっともっと新しいものを目指さねば!と思いました。


    会場にはいくつかのホールがあって、
    毎日びっしりとセミナーが開かれています。
    人気のセミナーには行列がものすごいです。


    こんな感じで、エージェンシーやプロダクションなどなど
    様々なセミナーが開かれています。
    (全部英語。。汗)


    マリリンマンソンの対談も。


    マイクロソフトのホロレンズ


    デモ映像です。これ製品化したらすごい!


    セミナー後、名刺を渡すとデモ機体験が抽選で当たる
    とのことでみんなで名刺を渡したところ
    築地さんとENJINの石川さんが当選!
    後日呼ばれてデモ機を体験してました。


    子どもが乗ってる一輪車、、ハイテクすぎる。


    海の幸が豊富!と、
    生のムール貝を食べたらおなかが激痛に。。
    1日寝たら治りました。。


    一番大きなホールでは毎日夕方くらいから、
    部門ごとの受賞作品発表&授賞式が行われます。
    また並びます。


    こんな感じです。


    ブロンズとシルバーの発表は、
    本当に一瞬モニターに文字が出るだけ。笑


    ゴールドとグランプリは作品が上映されます。
    やはりソーシャルグッドは多かった。
    こちらは、銃の危険性を伝えるための“THE GUN SHOP”
    実はショーケースに並べてあるのは犯罪に使われた銃だったというオチ


    紫外線による皮膚がんに対しての“SHADOW WIFI”


    こちらは、アルゼンチンでは塩分をとりすぎるという課題に対して
    “THE SALT YOU CAN SEE”
    塩に色をつけるだけという究極にシンプルなアイデアでゴールド。


    日本の作品で一番会場が盛り上がっていたのは
    3-SECOND COOKING “SHRIMP FRYING CANNON”
    3秒クッキング。めちゃウケてました。


    Film部門のグランプリは“UNSKIPPABLE”
    犬のやつは秀逸です!面白い。
    インサイトとしては広告ってウザいよねってことですね。


    会場拍手喝采!


    “FENCING VISUALIZED”や“FUTURE TICKET”などで受賞の菅野さん、藍さん


    ハイテクな乗り物その2


    夜はビーチサイドで大規模にパーティーが開催されてました。


    最後の夜はものすごい花火が上がって終了!

    カンヌでの10日間はこんな感じでした。毎日、セミナーにいって、地下でエントリー作品をひたすら見て夕方から授賞の発表があって、夜はご飯やお酒を飲みながらいろいろな会社のパーティーに行ったり、審査員の人たちの話を聞いたりと刺激的な毎日でした。

    次はカンヌで感じたことや作品紹介です。
    レポート2/2へつづく。