こんにちわ、新卒ディベロッパーの久野です。
モノと会話のできるハート型デバイス”COCORO”を制作し、Make Faire Tokyo 2015に出展しました。
身の回りのすべてのモノと会話のできるIoTなおもちゃ です。
ぼくはソフト側のプログラム担当で、使用言語はnode.js/phpです。ハード全般はぼくの上司でもある弊社スーパーエンジニアのコバヤシ、APIの辞書部分はプランナー兼コピーライターの岡本が作っています。
ぬいぐるみに装着して…「キミの名前はなに?」…
…「拙者の名前はサスケでござる」
冷蔵庫につけてみて…「牛乳ある?」
…「ないです。ははははは。」
ベッドにつけてみて…「どこからきたの?」…
…「隣の家じゃ。」
などなど…。
インターネット上のAPIたちのマッシュアップをベースにつくったCOCORO APIと通信し、相手の言葉を認識、それに応じた言葉を返します。また、Beaconを利用した性格チップを近くに置く事で、しゃべり方(口癖、声質)や内容(語尾、口癖)を変化させることができます。会話は噛み合ったり、全然噛み合わなかったりもするのですが、それ含めて愛らしい!と大目にみてもらえたらうれしいです。とはいえ、今回オリジナルの辞書でカバーしきれなかったワードに対して、使用した韓国のSimSimiAPIはよくできた人工無能で感動します…。一時期爆発的にはやった「理想の彼氏メーカー」というアプリでも使われていたみたいです。有料のAPIですが100,000Callsがたったの$30。
イベント初日は僕のプログラムの欠陥&現場対応力の無さにより、会場のイーサでネットに繋げず、不安定なWifiで1,2台を運用させる(スタッフのみなさま本当にごめんなさい…!)などもろもろ反省する点もございましたが、最終的には比較的安定した状態で4-5台出揃い、たくさんの方々に体験していただけました。。当日は会場都合でイーサケーブル/外部スピーカ/ACアダプタを接続していましたが、wifiモジュールやスピーカー、バッテリーを内部に搭載しているため、スタンドアロンでの動作も可能です。
Make Faireは昨日で終了してしまいましたが、今後もバードマンラボとして、COCOROブラッシュアップしていく?的な話をコバヤシともしています。
もっと良くして、またどこかでたくさんのひとにみてもらえる機会があるといいなあ。
また、他のアーティストさんの作品も本当に素敵なものばかりで、すっごく刺激をうけました。
ティザー映像&詳細はこちらです。
それでは、!