下記は今年に入って受賞した賞です。
■The FWA
Site of the Day / INTEL POP-UP THEATER
Site of the Day / UNIQLO UU
Site of the Day / THE Z-TRIALS
Site of the Day / PROJECT BIRDMAN
■ADFEST
Best Use of Online Video [Silver] / Bright Siren
Best Use of Interactive Video [Bronze] / Bright Siren
Single for Production Design [Silver] / Bright Siren
■THE WEBBY AWARDS
Best Editing [HONOREE] / Bright Siren
Music [HONOREE] / Bright Siren
Best Use of Video or Moving Image [HONOREE] / Bright Siren
■TOKYO INTERACTIVE AD AWARDS
その他のインタラクティブ広告部門 [銀賞] / Face Boom!
オンラインビデオ部門 [銅賞] / Ultrabook POP-UP THEATER
プロダクトサイト [入賞] / UU MAP
オンラインビデオ部門 [入賞] / Bright Siren
■広告電通賞
インターネット広告電通賞 [最優秀賞] / 明治果汁グミ〜メグミとタイヨウ〜
■CANNES LIONS
Cyber Lions [BRONZE] / Bright Siren
Cyber Lions [SHORTLIST] / UU MAP
あ、明らかに去年とは違う・・・。
The FWA を4月から5月の間の1ヶ月間に4つ獲りました。1ヶ月の間に4つって世界でもなかなか無いんじゃないでしょうか? BIRDMANのFWA受賞一覧はこちら。ちなみに、BIRDMANのThe FWAでの世界ランクはアバウト59位ですねー。不思議です。。
PARTYと制作したBright SirenがAdfestやWebbyで沢山受賞。
昨年は全くかすりもしなくて、グレる寸前まで追い込まれたTIAAは今年4つも受賞。
広告電通賞ではヤバイくらいの強豪を抑えてのまさかの最優秀の広告電通賞!TYOさんと一緒に制作したこのメグミとタイヨウは弊社で企画制作をした作品なので、すごく思い入れ深い賞になりました。
そして先日Cannes Lionsの発表がありました。これは世界一の広告賞といっても過言ではない賞なので、色つきの賞が獲れたということで去年の悔しかった思いがやっとチャラになった感じがします。
2012年になって半年しか経っていませんが、去年との違いは明らかです。人数が増えたことによって「クリエイティブに時間をかける」という考えが多少なりとも影響している結果なんだと思います。確実に1人が1案件にかけられる時間が増えました。ディレクター/プランナーも増え、企画のブレインも増えました。ムービーチームもできて、CGやオフライン編集などを専門にやることによってクオリティーがあがりました。そのムービーチームでCMも編集するようになりました。その編集した果汁グミ〜Tweet MysteryのCMが話題になり、朝の情報番組ZIPに取り上げられたりもしました。
勘違いしないで欲しいのは、決して作業が楽になった訳ではない、ということ。UU MAPは幅20万ピクセル以上/100GB(!)の画像データをデザイナーとディベロッパーのチームが1ヶ月間休み無しに死ぬ思いでがんばった。Pop-up Theaterだって休日返上でディベロッパーが全員集まって60台のPCを公園でテストしたり、FaceBoom!だって毎晩徹夜続きでがんばった。「頑張っても報われない時があるけど、頑張らないと絶対に報われない」と弊社のディレクターの金澤が今年の新入社員に言っていた。良いこと言うじゃん!と。なんかめっちゃ泥臭い感じかもしれないけど、ほんとにそう思う。。
今年、去年よりもある程度の結果を出しているのはやっぱり去年悔しかった思いがあったからだと思う。少なくともきっかけはそう。めちゃくちゃ悔しかったら何かを変えていこうと思ったし。じゃあ、実際に今年は満足したのか、というと全然そんなことはない。あの作品やこの作品も獲れなかった。しかもGOLD獲れてないし。まだまだチャレンジすることいっぱいあります。しかし!今回GOLDを獲れてないのはむしろ良いことなんじゃないかくらいに思ってます。だって鼻血出そうなくらい悔しいから。この鼻血パワーで1年がんばれるくらいな感じで思ってます。
アワードアワード言ってしまっていますが、アワードが全てだとかは思っていません。やっぱりアワードとかってその年の流行とか、それが新しいのかとか、その年の審査員によっても変わる所もあるし、アワードが獲れるキャンペーンが売り上げ的な結果を出せるやり方とは限らないし。
↑っていうのが去年まで。
やっぱりクリエイティブをやっているからには、「クライアントの課題解決」と「広告賞という評価」その両方で結果を残す所を目指していかないとダメなんだと考え直した1年でした。広告をやっている以上、クライアントの課題を解決するのは当たり前で、その先で何ができるかがクリエイティブ力の見せ所だと。そこを目指して、いつでもどこからでもそこに狙いを定めて行かなきゃダメなんだと考えを変えました。やっぱりそうじゃないとアイディアもこぢんまりしちゃうというのが分かったので。当然そういう仕事ばっかりじゃないけど、どんな仕事でも少しでもそういうのを狙って行く姿勢で挑んでいこうと思います。Twitterのプロフィール文も「悩んでます」から「悩みが晴れた」に変更しておきましたよ。二兎追うものは一兎をも得ず、と言いますが、いやいや二兎追って三兎とる!くらいなのをガンバって目指したいと思いますよ。
去年のカンヌから1年、本当に色んな人達とお仕事させていただきました。BIRDMANにいろんなチャンスをいただき本当にありがとうございます。この1年でずっと悩んでいた私の個人的なモヤモヤが解決したっぽいので本当にみなさんにお礼が言いたいです。ちなみに上記のアワード70%以上がPARTYさんとやった仕事ということだけあって特に中村ヒロキさん、川村マサシさん、清水カンタさん、あざっす!
今年の結果にまだまだ悔しい!と言っているのは私だけではなく、BIRDMANメンバーからも出ている言葉なので、これからさらにハングリーになったBIRDMANが飛びまくります。是非お仕事ご一緒させてください!